先生の仕事ってとっても忙しいですよね。
ペーパーレス化がすすんでいるとはいえ、毎日配布される大量の書類の処理。
子どもたちのノートやテストの丸付け、ペン入れ。授業をして子どもたちのトラブルも解決して・・・それらを即時に行なう大変な仕事です。
そんな大変な先生の仕事を楽にしてくれるものが2つあります。
1つ目がテスト採点・掲示の時短、評価の自動化などの仕事術です。
そしてもう1つが、今回のテーマでもある【役立つ便利グッズ】です。
本当によいものは、買うだけで環境を変えてくれます。
時間や心のゆとり、仕事への意欲など様々なものを与えてくれます。
自分に合いそうなものが1つでもあれば、ぜひ試してみてくださいね!
〇学校に新しく勤務する初任の先生
〇お気に入りグッズをいつも探し求めているこだわり派の先生
〇機能性も大事だけど、デザインやスマートさも大切にしたいという先生
〇とにかく仕事の効率化につながる道具がほしいという先生
教員に役立つ便利グッズ① 文房具
バッグ
ユートリム スマ・スタ ワイドA4 立つバッグインバッグ

まずは、バッグです。
一見普通に見えますが、このバッグとっても優れものなんです。
このバッグのよいところを3つに分けてお伝えします
①携帯性
かばんにそのまま入れられます。
バッグ・イン・バッグなので、家→職員室→教室 荷物を入れ替えることなく、どこでも手軽に持ち運べます。
大きなかごを教室から職員室へ持ち運んでいる先生をよく見かけますが、私はこのバッグ1つとペットボトルの水だけです。
サイズは選べますが、A4の書類が入るこちらのサイズがベストです。ペットボトルと比較してみると、このぐらいの大きさです。

②機能性
私がバッグ・イン・バッグの中でも、これを選んだ最大の理由は開けて立てられることです。


みなさんどうでしょうか?
開くと、開いた部分を支えにして、独立して立てられるんです。
狭いスペースでも置けて、必要なものがすぐに取り出せる。
また、その他の機能としては、ペン入れが4つついていることや、PC周辺機器を入れられるポケットがついているのもポイントが高いですね。
私にとっては、まさに理想のバッグといえる素晴らしいものでした。
万年筆
なぜ万年筆なのか?
先生たちは、ほとんどの方はボールペンをメインに使われていると思います。
先生達の定番のセットはというと
・ボールペン(ジェットストリーム)
・赤鉛筆
・採点ペンと呼ばれるサインペン
私も上記の3セットを使っていました。
しかし、ある時気がついたんです。
「おもしろくない」
先生たちは、毎日書類の山に囲まれ忙しくしています。
宿題や山のようなノートの点検、その間に舞い込んでくるトラブルへの指導などキリがありません。
効率性は必須です。
しかし効率性だけで仕事を続けようとしても、先生のモチベーションは続きません。
そこで私はある程度の効率性を保ちながら、テンションが上がる道具を探し始めました。
そこで出会ったのが万年筆です。
私がつかっているもの
プラチナ万年筆 #3776センチュリー シャルトルブルー 細字
メインの万年筆として、普段の字を書くのに使っています。

文字は細字の方が描きやすいので、細字を選びました。
軽くて、万年筆の名品としても名前がよく挙がります。悩みに悩んで、初めて買った万年筆がこれです。
私が買った時は、上野の文房具屋さんで、いくらか割り引いてもらって8,000円くらいで買いました。よい万年筆の中では、安い方ではないでしょうか。
黒色で書かないといけない文書を除いて、普段の文章はほぼこれにブルーインクを入れて使っています。
LAMY ラミー 万年筆 サファリ
書き味よく、2,000円強と、値段・コスパに優れた逸品です。
私はこれを3本もっています。全部スケルトンで、中のインクを見えるようにしています。
丸付け用には、赤の中字

テストの再提出したものは、青の中字でチェック

と使い分けています。
文字を書くには、細字(F)の方がいいですが、丸付けようには圧倒的に中字(M)がおすすめです。中字なら、引っかかることがほとんどなく、ストレスフリーです。
色彩雫(いろしずく)・・・インクです。
何がいいって、まず名前がいいですよね。
色彩雫の商品名自体ももちろんですが、それぞれの色が「深海・秋桜」など日本語ってやっぱりいいなと感じさせてくれるネーミングです。
インクの色も、同系色の色でも違っていて、その細かな違いを見比べてみてはにやにやしてしまいます。
こればっかりは使ってみての好みが強く出ますね。
お試しのミニセット等もあるので、試してみてください。
ちなみに、私のおすすめは、「月夜・深海・秋桜・紺碧」です。
教員に役立つ便利グッズ② パソコン・iPad関係
ブルートゥース スピーカー
今、学校で持っている先生も多いのではないでしょうか。
私はこれを4年前くらいに購入しました。
Anker Soundcore Boost
家用なら安くて、バッテリーが長時間もつAnker Soundcoreをおすすめしますが、学校用なら絶対にこちらです。
20W出力⇨ピンとこない人が多いと思います。体育館なら余裕。校庭の場合、狭い校庭なら真ん中に置けば何とかきこえるかな程度です。このサイズで音量的には、必要十分ではないでしょうか。
そして、防水・防塵。地面に置いて使っても全然大丈夫です。
持ち運びも超楽です。
学校のタブレットと連携して音楽や効果音など、ちょっとした時にすぐに使える優れものです!
周辺機器
デスクトップ・ノート・iPadと電子機器が多い私には、周辺機器が欠かせません。
これだけは、絶対にあったほうがいいと思うものを厳選しました。
長くなるので、詳しくはこちらから↓
教員に役立つ便利グッズ③ 教室
チョーク
学校の先生なのに字に自信がない。毎日黒板に字を書かないといけないのが辛い・・・。
そんな先生はいませんか。大丈夫です。世の中には、たくさんそんな先生がいます。
もちろん、私もその一人です。
初任の頃からずっと悩んで、いろんな方法を試してきました。
そして、今辿り着いた方法がこれです↓
今回は、その方法の中の一つ、「書きやすいチョークを選ぶ」に注目してみましょう。
チョークは太さがペンと違い、書く感覚が掴みにくいですよね。
それでは、ペン感覚でもてるチョークならどうでしょうか。
日本理科学工業 スクールシリーズ チョークホルダー


サイズはペンそのものです。持ち方もペンと同じ持ち方でもてるので、とても書きやすいです。普通のチョークと比べてみるとこんな感じです。

ただ、デメリットが2つあります。
1つ目として、たまに黒板を指で引っ掻いたような音が鳴ってしまいます。ただ使い慣れると鳴らさずに使えます。
2つ目として、事務室では買ってもらえないので自腹になります。消耗品なので、チョークは何度か買わなければなりません。
私の場合は、このデメリットを補って余りある恩恵を受けることができました。
字にコンプレックスのある方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
黒板のチョーク置き場
黒板の溝には、当たり前ですが、チョークの粉が溜まります。
そこに、使ったチョークを置いておくと、これまた当たり前にチョークが粉まみれになります。
そして、それを掃除する時には、いちいちどけなくてはなりません。
そんな悩みを解決してくれるのが、こちら
マグネット式ミニバスケット(百均)

正直、正式名称はわかりません。
ただ、便利であることは確実です。

ポイントは、この通り下も網状になっていて、チョークの粉だけ落としてくれる設計です。
100均でも、なかなか売っている場所が少なく、私も入手するのに苦労しました。
壁掛け掲示フォルダー

中に画用紙を入れています。画用紙サイズのものなら、何でも入れられます。
下には、名前や作品名を入れる場所も付いています。

50枚綴りの単位で売っています。(間には切り取り線がついています。)
これを3〜4枚ずつで切って、年度当初に上から垂らせば1年間の掲示フォルダーができあがります。
まさに、圧倒的時短!
更にメリットが2つあり、
①子どもたちが自分で作品を入れられる
②年度末には、作品をまとめて、切り取って渡せる。
と嬉しい特典が付いてきます。
デメリットとしては、50枚単位での販売なので、人数の関係で端数の金額の問題等が出ます。
事務室や管理職の先生と話して学校のやり方で正しく処理しましょう。
(ただ、全く難しくもややこしくもありません。)
まとめ
ここに載せた便利グッズは、私が実際にたくさんのグッズをリサーチして、自分で試して「ずっと使いたい」と思ったものだけを厳選したものです。
「とにかく1秒でも無駄な時間を減らしたい」と、機能性と効率の魔物に取り憑かれた私が、探し求めて辿り着いた逸品です。
いろんな道具を試してみて、自分にとって最高の一つを見つけることも大きな喜びの一つです。
ぜひ試してみてください。
1つでも、あなたの心の琴線に触れることを願って。